コピー機のインクの目詰まりはなぜ起こる?対象法とは


「印刷物に線が入る」「欲しい色が出ない」「色が薄くしか乗らない」など悩みはありませんか?もしかするとその悩み、インクの目詰まりが原因かもしれません。

1日100枚単位での印刷に使用されるコピー機。インクの目詰まりを放置していたら、日々の業務に支障をきたします。ただ、だからとどう対処するのが正解なのか分からないのもコピー機の難しいところでしょう。

そこで今回は、そんなコピー機のインクの目詰まりの原因と対処法についてご紹介します。目詰まり予防法についても触れていますので、まだ悩みがない方もチェックしてみてください。

1.インクの目詰まりの原因とは

そもそもコピー機のインクの目詰まりの原因とは何が考えられるのでしょうか?以下に、原因として考えられるものをまとめてみました。

  1. 時々しか電源を入れない
  2. 稼働中に電源を切る
  3. インクカートリッジが古い
  4. 互換性のないインクを使う
  5. 内部にゴミが溜まっている

1.時々しか電源を入れない

1ヶ月に1回、中には半年に1回ほどしかコピー機を使用しないことはありませんか?コピー機で使われるインクの多くは液体です。

液体は移動していないと乾燥し、固まる性質があります。当然、インクが固まれば目詰まりの原因に。たまにしか使わないとしても、定期的に電源を入れることをおすすめします。

2.稼働中に電源を切る

日々の業務でせっかちに、ついつい稼働中(ヘッドが移動中)のコピー機の電源を落としてはいませんか?コピー機は稼働する度にヘッド(インクが出る場所)を自動クリーニングしています。

途中で電源が落ちてしまうと、十分にクリーニングできません。急いでいたとしても、コピー機の動作が終了してから電源を落とすようにしましょう。

3.インクカートリッジが古い

インクカートリッジに使用期限はないと思っていませんか?メーカーごとに異なりますが、インクカートリッジの使用期限は5年以内です。

当然、古いインクカートリッジを使用していると目詰まりの原因に。時には、コピー機全体の故障に繋がる危険性もあります。インクカートリッジはできるだけ新しいものを使用してください。

4.互換性のないインクを使う

インクには、純正インクや互換インク、リサイクルインクなどがあります。中でも、比較的安価な互換性インクを使用している方は多いと思います。お使いのコピー機と互換性のないインクカートリッジを使用してはいませんか?

インクは化学薬品の一種。互換性がない場合、化学反応を起こし固まることもあります。きちんと互換性のあるインクを選ぶのがおすすめです。

5.内部にゴミが溜まっている

コピー機の外側ばかり掃除してはいませんか?コピー機は精密機械でありながら隙間が多く、ホコリやゴミが侵入しやすいもの。

長年掃除していないと、内部にゴミが溜まっている可能性もあります。当然、コピー機の内部にゴミが溜まればインクの目詰まりになることも。定期的な掃除を心がけるようにしましょう。

インクの目詰まりの原因が分かれば、自ずと基本的な予防法は見えてくるもの。また現在、上記で思い当たることがある方は、目詰まりを起こす危険性があるので注意してください。

2.目詰まり対処法とは

先ほど、コピー機のインクが目詰まりを起こす原因についてご紹介しました。そこで、次は実際に目詰まりへの対処法を見ていきましょう。

  1. ヘッドクリーニング
  2. 全ての電源を落とす
  3. プリンターヘッドを掃除する
  4. 洗浄カートリッジを利用する

1.ヘッドクリーニング

目詰まり対象法としては、コピー機の設定の1つ「ヘッドクリーニング」を試してみるというのが挙げられます。目詰まりを引き起こす1番の原因は、インクがヘッドで固まっていること。

ヘッドクリーニングを行うことで、対処法としてはおおよそ効果を発揮します。

2.全ての電源を落とす

コピー機を主電源(コンセント)から落とすというのも対処法と言えます。コンセントを落とすことで、充填されたインクが固まっているインクに馴染み、目詰まりが解消されることがあります。

ただこの対処法は、あくまで日常的にコピー機を使用している方向け。年に数度しかコピー機を使用していない場合には、効果は期待できないでしょう。

3.プリンターヘッドを掃除する

直接的な対処法としては、コピー機のヘッド部分を綿棒で直接掃除するというものも。ただ、あまり強くこすりすぎると逆に目詰まりの危険性があるので注意が必要です。ちなみに、印刷した際の色の出具合により、目詰まりしている色がある程度把握できます。

  • 色全体がおかしい…黄色
  • 宛名部分がおかしい…黒色

など。

また、先述したヘッドクリーニングでも、目詰まりを起こしている色を判別することが可能。全てのヘッド部分を掃除するのではなく、目詰まりしている部分だけにすることで、不要なトラブルの防止に繋がります。

4.洗浄カートリッジを利用する

1〜3までの対処法を試してみて、それでもインクの目詰まりが解消されないこともあります。そんな時、ぜひ試してもらいたい対処法が「洗浄カートリッジ」

使い方は簡単、インクカートリッジの代わりに洗浄カートリッジを設置し、ヘッドクリーニングにかけるだけ。自分自身で試せる対処法としては、最も効果が期待できると言えます。

コピー機に対するインク目詰まりの対処法、すぐにでも試せるものばかり。ただ、どの対処法もやり過ぎ厳禁!あまりにも目詰まりが解消されない場合には、メーカーメンテナンスを受けるのがおすすめです。

3.インク以外の意外な原因も

ここまで、インクの目詰まりに関する原因と対処法について見てきました。しかし実は、インクに関係がなくとも、印刷時のかすれが発生することもあります。

原因の1つは、コピー機の読み取り部分(ガラス)の汚れ。

PCやタブレットなど、携帯端末から直接印刷する場合には関係ありません。しかし、オフィスなどでは、1部の資料を100部単位と大量コピーすることも珍しくないと思います。

この読み取り部分、ガラスでできているので手垢やホコリなどが付きやすいもの。そのまま放置していると、インクに関係なく文字のかすれに繋がるのです。

対処法は、水拭き乾拭き!

あくまで読み取り部分はガラス製。柔らかい布を少し湿らせ、優しく水拭きしてください。その後、同じように柔らかい布で乾拭きすればいいだけ。意外と簡単に解決できるでしょう。

ちなみに、ひつこい汚れがある場合には、「窓拭き用ガラスクリーナー」を試すのも効果的です。

4.やってはいけない!目詰まり対処法

インクの目詰まりやその対処法については、ご理解いただけたと思います。しかし、できることならそもそも目詰まりが起こらない方がいいものです。ぜひ、紹介した目詰まりの予防法を実践していただければと思います。

しかし、いくらインクの目詰まりを解消したいからと無理な目詰まり対処法はおすすめしません。例えば、以下のような目詰まり対処法です。

  1. ヘッドの付け洗い
  2. 自家製洗浄カートリッジ

1.ヘッドの付け洗い

よくネット上では、「コピー機のヘッドは取り外して洗える」というものがあります。ただ、この考えは一昔前の機種の話。現在の、最新機種では全く当てはまりません。無理なヘッドの取り外しは、目詰まり解消どころかコピー機の故障に繋がります。また、最近のコピー機は勝手に分解すると、メーカーの保証対象外となるので注意しましょう。

2.自家製洗浄カートリッジ

先ほどと同様に、ネット上には「洗浄カートリッジは自家製できる」というものもあります。例えば、水とエタノールを混ぜたもの。家庭用洗浄液を水で薄めたものなどです。当然、コピー機専用に作られたものではないため、故障の原因に。洗浄カートリッジは、あくまで市販のものを選ぶのがポイントです。

上記のように、ネット上には間違った対処法が多く存在しています。当然、これら間違った対処法を試すと、コピー機の故障の元となります。インクの目詰まりに対しては、あくまで基本的な予防法・対処法だけに留め、メーカーメンテナンスを上手に活用するのが良いでしょう。

5.まとめ

今回は、コピー機のインクが目詰まりする原因と対処法についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?コピー機は、たまにしか使わないと目詰まりを起こしやすいもの。反対に、頻繁に使用していても目詰まりを起こすことがあります。

大切なのは、定期的なセルフメンテナンスを行うということ。メーカーや販売店のメンテナンスを受けるということです。ぜひ、定期的にコピー機を使用しメンテナンスを行い、長く活躍させてあげてください。


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